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アプリアイコンのデザインスタイル

「アプリができた。さあ公開!」でもアプリのアイコン考えてなかった...となることありませんか?
なんとなくロゴを入れてしまう。既存のまま使ってしまう。戦略を立てておらず、他社との差別化ができていない。など、小さな課題はたくさんあると思います。

アイコンデザインのもつ第一印象は、アプリのダウンロード数と大きく関係する場合もあります。やはり素敵なiPhoneの壁紙の中に、変なアイコンは置きたくないというのが心理としてあります。
画面の中で変な主張をしない。でも存在感があって、使いたい時にちゃんと見つけやすい。そんなアイコンを目指したいですよね。

今回はアプリアイコンの代表的なパターンをいくつかピックアップしてみました。単純にロゴを入れるだけではなく、戦略を考えてアップデートしていきましょう。

ロゴマークのみのパターン

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ex : Spotify、スターバックス、マクドナルド

ロゴマークのみを採用した王道パターン。
近年ではアプリになった場合を想定した視認性の高いロゴや、正方形を基本としたロゴへリニューアルするところも出てきています。全てはスマホファーストの時代になってきたと言えます。

スターバックスは本来のロゴをトリミングすることで訴求を強めています。レギュレーションを守りすぎると小さくまとまってしまうので、アイコンに特化した考え方をする必要もあります。

優先されるべきことは、ユーザーが使いたい時に見つけやすいこと。ホーム画面に置きたくなること。この2点です。

テキストロゴのみのパターン

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ex : ヤフオク!、ユニクロ、ZOZOTOWN

ロゴ自体にマークがなく、テキストロゴの場合はロゴをそのまま採用するケースが多いです。視認性という意味では間違いなくバランスが良いタイプと言えます。

ロゴ + サービス名のパターン

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ex : りそな銀行、Nike Run Club、ココカラファイン

ロゴとサービス名を表記しているパターンです。
企業の中でいくつか複数のサービスを持っている場合に、自社内での差別化をするために記載するパターンが多いと思います。
ナイキの場合はマークだけだと、どのアプリか判別できないため併記していると考えられます。

サービスイメージを訴求するパターン

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ex : マリオカートツアー、パズル&ドラゴンズ、ヘルスケア

こちらはゲームの場合によく使われるパターンです。マリオカートのようにゲームの世界観が強いものは、そのまま使った方が訴求が強いということになります。

Apple純正のアプリについてもこのパターンが多いです。こちらはデフォルトでインストールされている前提なので、世界観を重視して、よりライフスタイルに溶け込むためにシンプルにした結果だと感じました。

キャラクターロゴのパターン

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ex : Duolingo、マイナポイント、タウンワーク

このパターンはサービスキャラが可愛かったり、愛着があるパターンで効果がありそうです。ついついタップしたくなります。

アイコンになることを想定したキャラクター開発ができたら楽しそうですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は代表的なパターンになりますが、既存の有名なサービスほどシンプルなアイコンだけで訴求できる傾向もあります。新規サービスの場合は、ロゴとサービス名を併記しながら認知を広げたり、覚えてもらう必要があると思います。

サービスの成長に合わせて、アプリアイコンも定期的に見直してみましょう。

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つみきでは、アプリ・Webサービスのデザイン・設計を行っています。「誰か」をデザインで心地よくさせたり、ワクワクさせたり、ドキドキさせたり、夢中にさせたい。そんなアウトプットを期待される方からのご相談をお待ちしています。


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